昨日、古くから知り合いの方が、すぐそばで亡くなりました。その方はお話しされていてもっと続けたい様子で間を置いたところで、意識がなくなり、、、、経過は細かくは申しませんが呼吸の種類や回数が何回か変わり、最後に息が聞こえなくなりましたが、わたしはその時に亡くなられたと思っています。10分くらいのことでした。
看護婦さんもたまたまいらして、わたしは救急車を呼んだほうがいい、とだけ申しまして少し控えた場所に下がりましたが、結局救急車で病院に運ばれて、昨日の夜のうちに訃報を聞きました。
この歳になると人の死も、それほどにショックではありませんが、彼女はわたしと同じ歳でした。過去にも大病されたと聞いていましたが、お元気になられて、最近ではその病気ではなくて、高血圧で発作を起こし、バタンと倒れて意識がなくなることがある、とご本人からでなく、その場にいたという方からお聞きしたことがあります。
不思議なことに昨日もその方が、亡くなられた彼女の一番近くにいました。お名前を何度も呼びかけられて、、、
わたしがきのう、その場にいたことも偶然ではなく、不思議なご縁と感じています。あまり関わることは普段ないのに、たまにお会いすると、気持ちがとても通じる方でした。優しく小さな声で話されて、わたしはその方が好きでしたが、その方もわたしを好いていてくださると感じるので、なんとなく恥ずかしくていつもお互い言葉少なでした。
ご家族の落胆と悲しみを想像すると、ちょっと心配です。その時は、とてもお話が楽しそうだったので、良い亡くなり方だったとわたしは思っています。