ハワイのポケ丼を食べたあの日のこと

3月のハワイでは結構いろいろ食べました。はずれがなく安心して食べられます。

量は多く、物価も高くチップもものすごく高い印象です。チップが当たり前ですし。

画像は必ず食べようと決めていたポケ丼。鮪とサーモン海藻が載っていて、刺身は漬けになってます。そのつけ汁はお店によっていろいろなんでしょうし、スーパーではポケ丼のつけ汁みたいなものを売っていて、お土産に買って帰る方もいるみたい。

この手合いのお店は小さくて、メニューも少ない感じと決まっています。二人のお婿さんと息子の三人がゴルフの間、娘たちとわたしども夫婦に妹、そして孫娘のMちゃんと動物園に行きまして、その帰りにランチとしていただきました。

予定していたお店は月曜日でお休みだったので、長女が調べて探し当てた店は、やはり小さくて、丸テーブルがふたつ、わたしたち一行で埋まってしまいました。

店主は中年の男性で、日本人でしたが、なんとなく日本語にもハワイなまりを感じてしまい、ハワイの人に思えてしまうのは何故?

どこから来たのか、どんな関係か、控えめながらも質問してきて、それに答えながら、美味しいから、みんな黙々と食べて、そしたらパイナップルをデザートとしてサービスしてくださいました。

長女はゴルフを終えて、ホテルに向かっているお婿さんに、美味しいから食べてみる?と電話して、結局お土産に買っていきました。

実はこの時、ずっと動物園からワイキキの中心まで、主人がMちゃんを抱っこしてみんなで歩いて来て、で、ご飯の時にMちゃんのサンダルが片方ないことに気ずきました。

娘は美味しいポケ丼を食べながらも心は千路に乱れていたはずです。

わたしは正直内心諦めてましたが、娘は諦めませんでした。

ゴルフのために車を借りて、運転手として働いたMちゃんのパパに今どこにいるの?と連絡すると、タイミングよく、こちらに来れる、とのことで娘も乗り込んで車を流したら、ありました。

なんとどなたかが、わかりやすいところに、ちょこんと小さなサンダルを載せておいてくださったようです。

まだコロナの自粛ギリギリ前で、普通に人がたくさんいるワイキキのカラカウワ大通りで、出来過ぎじゃありませんか?

ですがそのことがきっかけとなり、その後借りた車を返す時間までアラモアナの方まで買い物に行く予定にしていた娘たちと別れ、私たち夫婦と妹はトロリーでホテルまで戻りました。

不測の事態のサンダルを見つけるためにとった自然の流れではありましたが、置き去りにされたようで、わたしはがっかりしましたね。

ですが、主人と妹と三人でトロリーで帰ってきて、ホテルの前で記念撮影をさんざんしましたからよかったですけどね。

若い人が一緒だと、べたな記念撮影などなかなか心ゆくまでできないし。冥途の土産的で年寄りっぽいし。

いったん部屋に戻り、その後買い物から帰った娘たちとまた合流して、この日もまだまだ出かけましたし、ディナーにも行きました。

旅行をしてもなかなか食べられないものですが、ハワイは安心して食べられるからその楽しみはありますが、とにかく高い、そしてチップも高いです。

お金持ちの行くところ?わたしは回数に限りがあるならヨーロッパに行きたいかな?