93歳の母上をご自分で看取った女優さん

きょうは土曜日なのに徹子の部屋やってるんですね。たまたまチャンネル回したら、珍しい島 かおりさんがゲストで、こんな方いたな、お若い頃は特別美人さんとも思わなかったですが、今はおいくつなのか、さすがに女優さん、とてもお綺麗です。

独身でずっと母上を在宅で介護されて、最後はご自宅でご自分が看取られたお話をされました。最後は、お母さんに、辛いでしょう、早く楽になりたいでしょ?と語りかけ、その瞬間に息が止まり、逝かれたとのことで、そんなことを言わなければ、もう少し頑張ってくれたんじゃないかと、後悔している、とのことでした。

徹子さんは伊達ではないですね、「わたしは人は死ぬ時にわかってるんじゃないかと思うんです、自分で決めるというか、もうそろそろいいかな、と思っていたところに、あなたがそうおっしゃって、お母様はホッとされたと思いますよ。後悔されることはありません。」

わたしも同じ経験があり、わたしは別居で、通っていましたが、妹は母と暮らしてきて、母がいなくなれば辛いでしょうから、、、、でも、ある時、妹に「Kちゃん(妹のこと)お母さんのことは諦めよう、お母さんも辛いと思う。わたしはもう覚悟する」と言ったんですね。

母は口はきかなくなっていましたし、寝ているだけでしたが、最後まで意識もありわたしの話しもちゃんと理解していたと思っています。

妹は洗い物をしながら、何かを思ったと思います。その何日か後に母は逝きました。それぞれ仕事やら学校やらの家族にも連絡が取れて、最後は全員集まって母を見舞うこともできて、その晩でした。

最後の半年は私なりに母を看ることもできたし、ですが、最晩年の母は本当に弱っていて、ある日はわたしが母を看る日だったのですが、妹の手もあったので、わたしは行けないと断りました。その頃の弱った母にわたしは消耗するばかりで辛かったですね。その時、ここまで来ても、もう寝たきりになっているというのに、看病のつもりが、逆でわたしが母に元気をもらい癒されていたんだな、と思いました。でも、きょうは行けないと断った頃は、母から癒されるより、ものすごく会うことにエネルギーがいると感じていて、それでもう諦めよう、という言葉になったと思います。

わたしも徹子さんと同じで、自分の逝く時はわかるように思います。まだ今はしばらく大丈夫かな?

最近はテレビも見なくて、徹子の部屋の放送日はどうなってるんでしょうね。今日は良いお話を聞けてよかったです。