なんとも荘厳な感じがしますが、なんとここはパレルモ中央駅のトイレです。
床はこんなです。ピカピカです。日本なら昨日できた駅の床もガムの黒い跡だらけですよね。どうして新しい建物にガムを吐くのかなっていつも残念でなりませんし、そもそもガムを噛んでいる人ってそんなに見かけない気もしますが、床に黒いシミをつけるために急遽噛むんですかね。
そしてここが女性トイレ入り口、有料です。確か1ユーロ。
パレルモも街中のそこここに置かれたゴミ箱はあふれんばかりで悲惨でしたが、ここ中央駅はものすごく静謐で荘厳で。切符を買う窓口の向こう側の職員は、3人ともそれなりに年配の方でしたが、切符一枚買うのに時間のかかること、、
家一軒買うくらいの物々しさで、イタリアも南部ってことで一括りにはできない印象です。
シチリアは地中海の要所として古くから揉まれに揉まれて、栄えてきたところ。
だいたいイタリア人は黒髪の人が多いですが、シチリアは北欧のバイキングからノルマンへと下ってきて、その人たちに征服されてきたところなので、金髪の方もいる、とイタリア会話クラスの先生が仰ってましたね。
昨晩、ナポリの紀行番組やってまして見ましたが、ガイ オディンというチョコレート屋さんの情報もわたくしの認識と違っていて、、、、
だから迂闊なことは言えません。パレルモでもナポリでもそれなりに、歴史やら美術やら勉強していって、たくさん有意義なものを見て来たのですが、それをここで語るにはもう少しちゃんと復習してからでないと、
でも、日々の生活に追われて、その余裕もないから、結果パレルモのトイレのお話し。
とにかくパレルモは誇り高く、ゴミもたくさんありますが、コーヒー一杯いただくのも、お店の方に対するこちらに敬意がないと、、
イタリアでもどこでもまた行きたいけどね、いつもいっしょに行ってくれる娘にも事情もあるでしょうし、いつまでもわたしに構ってもいられないでしょうし、
後一人、息子が居ますけどね。息子も結婚する前に一度くらい、わたしと旅行しておいた方が、、、、
後悔で泣くってことはこの場合あるやなしや?