アンティパスト、前菜が2点。一つは生徒で作り、もう一品は先生がご用意くださいました。
まず実習の前にちょっとした講義がありますが、とても詳しくて料理だけでなくイタリアを知れる感じです。
料理は道具ですね。包丁もよく切れてお鍋やフライパンなど大きさや深さ、底の具合などその料理にぴったりで、焦げ付かせるなんてことが、あるのかしら?といった手際でできます。
イタリア料理は比較的フライパンで焼くよりオーブンで焼くことの方が多いそうです。
プリモピアットのパスタ
セカンドピアットの鮭をトマトソースで煮込んだもの。これもまず鮭を揚げてトマトソースで煮込み、最後はオーブンで仕上げという手のこみようです。
ですが肉厚の鮭の美味しいこと。築地から届いたそうですが、料理しなくてもそのまんま簡単に焼いただけでもいい、なんて言ってちゃだめですよね。
そして最後はドルチェ、花のミモザに見立てたもので、イタリアでは3月8日はフェスタ デッラ ドンナといって女性の日、この日は男性から女性にミモザの花を贈り、女性は一日何にもしないで女友達と遊んでいい日だそうです。
実を言いますとイタリア料理は先月と2回習いましたが体験で、まだ通うか決めてません。
ワインのテイスティングとかチーズとか何かやりたい気持ちがあるのですが、イタリア料理は大抵一緒にワインも供されてマリアージュなど教えてくださるので、ワインの上に美味しいご馳走を食べて、その作り方も習えるなら料理教室もいいな、と思って。
子供が育ち盛りでまだ五人家族で暮らしていた時はそれなりに料理はしましたが、今は主人とふたり、主人はあまりうるさいことも言わないし、わたしもキッチンを汚したくない、とか思って料理は一番あり得ない分野でした。でも習った料理の全部を作らなくても、何か定番のお得意の、またか、みたいなイタリアン幾つか覚えてもいいかな、なんて思い始めてます。
やる以上は月一回でも続けたいし、こんなに美味しいもの食べてると体にはどうかな?なんて思ってみたり。
とにかくどの料理も美味しくて先生の料理することをちっとも厭わない魂にはリスペクトです。