国立新美術館でルーブルを観る

娘と六本木の国立新美術館にルーブルを観に行きました。

いただいたチケットを行かないで終わってしまうこともありますが、今回は早めに行けました。

フランスにもパリにも行ったことはないですがいつか必ず行きたいものです。

娘たちは姉妹で仲良くルーブル美術館にも行っており、その時に感銘を受けた作品も何点か来ていたようで、そのたびにかんげきしてました。

人は知っていることにより興味を持つものです。

わたしはクレオパトラ2世、もしくは3世のこの胸像が印象に残りました。

あの、カエサルを誘惑したクレオパトラ7世の先祖です。

皆クレオパトラ。当時は一族が顔が同じである、ってことが大切で近親結婚とか、本当にそんなことで変な人、生まれたに違いないですが、皆同じ顔をしているので、2世とも3世とも判断がつかないそうです。

なるほどね、、、クレオパトラか楊貴妃か、と記憶してますが男みたいな険しい、しかも受け口で、ちっとも美人じゃない。

他にはマリー・アントワネットの娘で唯一生き残って成人したマリー・テレーズ・シャルロットの肖像画も、高橋一生の解説を聞きながら、ちょっと泣けました。

このご家族は大変な苦労をしましたからね、でも直系の王族としてまた王政復活の時には彼女の肖像画が然るべきところにシンボルとして飾られたようで、その数奇な運命にそれも不思議な感じがしました。

なんと、昨年春にチェコに行く前にミッシャを観た以来、美術展は行ってなかったようです。

ですが、その後この度の六本木のルーブル展までの間に、チェコとミラノとシチリアとナポリの美術館にはいくつも行ったんですね、我ながら生意気なことですわ。

娘の家に一旦行って、そこで昼ご飯食べて歩いて美術館まで行きました。途中赤坂7丁目の主人が昨年3月末まで勤めていた会社の前を通ったり、、、

芸術に触れるってほんと癒されます。また行こうね、と娘に申しました。