痛くもかゆくもない

耳鼻科に久々に行きました。昨日娘が、わたくしの耳からまさに耳垢がこぼれ落ちそう、と言うではありませんか。

そんなこと過去にないこと、子供の頃は実家の母にお耳きれきれして、とよく耳掃除をしてもらいましたし、それは結婚するまで続いた習慣でしたが、

結婚してからはお風呂に入った後に綿棒でちょこちょこっとやる程度でした。

この娘は年頃になって耳掃除をしてくれるようになり、なかなか上手でした。ですが彼女も結婚して別世帯ですからそのあとは、やはりお風呂の後に綿棒でちょこちょこっと済ませる程度でした。

この娘がひさびさに掃除してくれたら耳垢が相当出て、奥には何やら不穏なものも見える、これは相当大変な状況で是非耳鼻科に行った方が良い、と申します。

で早速耳鼻科に行ってきました。

ところが診察はあっけなく、奥に見えるのは鼓膜で全く異常なし、これを傷つけないように、ということであとはやはりちょっと何かつけてバキュームで吸ってお掃除してくださいました。

今後も気になるなら年に一回くらい来たら、とのことでした。

昔長女が赤ん坊の時に耳鼻科に行って耳掃除をしてもらったことがあります。

ちょこっとピンセットのようなもので摘んで、ズルズルっとちょうど折り紙で作った七夕かざりの天の川、のように乾いた耳垢が連なったものが出てきて驚いたことがあります。

こんな小さなお耳の一体どこに?

そしてその先生の手先の器用で鮮やかな事。

今後はこの娘が以前のように時々耳掃除をしてくれるそうです。

それも楽しみですね。

綿棒を使うのはあまりよろしくないのかも、綿の繊維が耳に溜まるのかも、とちょっと思いました。