あれから6年、母の7回忌

今日は母の命日で七回忌です。先だって家族で法事を済ませました。たまたまお彼岸の時期だからでしょうか、この時期は彼岸に逝った人と会える日だそうで、なんだか元気が出て眼が覚めるような感じがします。

母は大変しっかりした人でなんでもお見通しのような、とてもかなわない人でした。100歳までは生きる人と思い込んでいましたので、病気を告げられた時は意外な気もしました。

16年埼玉の南浦和に暮らしていましたが、こちらに引っ越してきた日に、母の病気が分かり3ヶ月と言われたのに、その後2年半以上頑張りました。その期間は近くに来たこともあって、それなりに母の最期を診ることもできました。娘も車を出してくれたり助けてくれましたが、一番はずっと母と暮らしてきた妹で、わたしは長女ですからいつもは威張っていますが、母のことでは妹に頭が上がりませんし、妹が一番と思っています。

先に逝った父の時はしばらく、くよくよしましたが、母の時はそうでもありません。覚悟もできていましたし、わたしも自分の家族を持ってそちらが磐石であったので親を亡くす不安はなかったからもあると思います。

昔は世の中で一番恐ろしいことは親を亡くすことと思っていましたから。7回忌もきちんとできて、満足です。次は13回忌です。その頃までにうちはまたどんな風になっているか、母に報告できるか楽しみです。

画像は新婚の娘がお祝いでいただいたハート型のフランスのなんとかいうオシャレなお鍋。旦那さんの大学時代の友達が見えてハヤシライスを作った時のもの。

この娘はなんでも言ってきます。