旅行のテーマは一応、いつも美術鑑賞でして、この1900年代美術館はミラノ大聖堂の脇にあり、行きやすさは抜群ですが、優先順位的に行くかどうかは謎でした。
ところが娘が行こうと言うので、、、、結果行って正解でした。
娘が見たかったのはこの美術館の広告塔とも言うべき「第4階級」。ですがトップ映像の彫刻にも感激です。
イタリア未来派のウンベルト・ボッチョーニのこの一度見たら忘れられない像。
かつて美術検定を、娘たちと3人で受けまして、その時勉強したテキストに載っていて、その頃は視覚で作品を覚えているだけで、未来派だのはチンプンカンプン。
次々と上の級を受けるつもりが、その頃からバイオリンのレッスンを45年ぶりに再開して、一年に一度横浜近くのホールで、先生のお弟子仲間と舞台に上がる演奏会と受験日がかさなり、美術検定は断念してました、が、今年はそのホールが改修工事で演奏会は行われないので、美術検定を受けるつもりです。それでイタリア語検定は次回に、ってことにして、、、、、
娘とこの独特の力強い彫刻を発見して、あの試験の時の、、、ここにあったんだと盛り上がりました。
さて、もう1つ、この美術館にきて大正解だったのは、最上階に行くとガラス張りのホールがあって、なんと大聖堂がすぐそこに、しかもチョッと上から目線で見れること。
全てはご縁、予期しないで見れたこともあれば、そこまで来てて、なんであれ見なかったの?ってこともきっとあるんでしょうね?