本番まで日曜日の練習、何回行けるか?

年二回の恒例の定期演奏会の曲目が既に決まっていて、先日のレッスンで楽譜をいただいてきました。

神奈川県青少年交響楽団と言いまして、定期演奏会は200回を超えました。わたくしが子供の頃は楽団員も多く、年に3回の定期演奏会に加えて演奏旅行もあり、小田原城内高校などで演奏したものでした。

今はお子さんの数が少ない上に、興味の対象もいろいろで、だのにジュニアオケの数は増えているようで、子供さんが分散しているようです。青少年のためのオケなのに今ではOBやエキストラの大人の楽団の様相です、残念。

このオケの魅力は曲目が良くて、馴染みやすく演奏も比較的しやすいです。難解だったり超絶技巧だったりは無縁です。教科書などで親しんできた曲。

来たる7月16日の海の日に行われる演奏会の曲目はモーツアルトの交響曲ハフナー、ウェーバーの魔弾の射手、子供さんのバイオリニストを公募して演奏してもらい、わたし達オケが伴奏するザイツのコンチェルト、そしてブラームスのハンガリア舞曲です。

ハンガリア舞曲は1番と5番とあといくつか演奏します。この五番は一番有名な曲ですが、昔息子が小学生の高学年の時に、ピアノの発表会で演奏しました。

お弟子がたくさんいたので浦和の立派な会場で1日がかりの発表会でしたが、息子の演奏は音が良くて、頭の音が出たところで、わたしは誰かと思わず顔を見合わせてお互いにニヤリと笑ったものでした。

ところが、その顔を見合わせてお互いニヤリ、と笑った相手が娘だったか先生のお嬢さんだったか、今となってはわからなくなってます。こういうことは忘れないわたくしなんですが、、、

このハンガリア舞曲の5番はですから息子とセットで思い出す曲。聴くだけでなく演奏しても楽しい曲、あの時も楽しさの伝わる演奏でした。