イタリアのルネッサンス史のお話しを、週一で聴講に通っておりますけれども、先生が、参考にと言ってくださった本も何冊か探し求めまして、積んであります。積んだ本はたくさんあります。先生のリストにはありませんでしたが、西洋美術史家、高階秀爾(たかしなしゅうじ)先生の「ルネッサンス夜話」は欲しかったのですが、
古本でしかないようで、アマゾンのいずれ欲しい本のリストに入れておきました。そんな本もたくさんあります。
昨日、早稲田大学に行くとテントを張って、古本の販売をやっていて、聴講の後に寄ってみたら、いきなり目の前にこの本がありました。表紙の絵を覚えていたので目に飛び込んできました。
ギルランダイヨという人の描いた、メディチ家と縁の深いご婦人の肖像画で、マドリードのティッセン・ボレネミッサ美術館にありますが、この絵は有名なので画集で観たり、昨年行ったマドリードでも観ておりますね。
1500円の本が500円でして、中身は全く問題なく綺麗ですが、表紙は傷だらけ。アマゾンの古本は現物が見れない分、状態はもっといいですね。アマゾンの古本にはたいてい満足してます。 でも、もう少し値段は高いかな?
表紙が傷だらけで迷いましたが、お勉強帰りのこのタイミングで、テントに入ってすぐ目の前、ということからこれはご縁と購入を決めました。
最近は読書は集中力の低下で進みません。興味あるごく狭い範囲に限定して細々となんとか、、、、知識を得るというのは楽しいものですよね。これは面白い、と思ったことは娘たちにも伝えますね。話すと覚えると思いますし、一回だけでは身につかない、何回も何回も繰り返してやっとだんだんわかってくる。歴史なんかはまさにそれですね。