ただいま上野の東京都美術館でクリムト展やってます。
下の娘が四月のわたしの誕生日にホテルニューオータニのランチバイキングをご馳走してくれて、その時にこの美術展のチケットもプレゼントされました。
金曜日娘は1時間早く退社して、保育園にお迎えに行ってそのまんま赤ん坊と娘と3人で出かけました。
クリムト以外の作家のものも多く画集でも見たことない作品もいくつもあって堪能しました。
わたしはウィーンでいくつもクリムトは見ています。何年か前に名古屋でもクリムト展やってその時も見ていますが、彼は56歳で亡くなったのに本当にたくさんの作品を残していますし、作風もいろいろです。
昨年が没後百周年でした。
描かれる女性像などは繊細ですが、クリムト本人は意外な風貌で初めて知った時は、そのギャップに面白さを感じたものでした。
生涯独身でしたが、絵のモデルをした女性たちとの間に14人の子供がいたそうです。
亡くなった時の最後の言葉は、そのモデルのだれでもなく、クリムトのミューズであった女性、エミーリエ・フレーゲの名前であったそうです。
彼女は男性に依存しない、当時ブチックを経営する実業家であったそうな。何枚も彼女の肖像画は残っています。この女性とのお話もちょっといいんですよね。
そこから連想して、ショパンの最後の言葉は、可哀想なお母さん、だったそうで、、、、
ショパンは39歳か、、そのくらいで亡くなってますからね、、、息子にそんな若さで死なれたら母親は気の毒です。
それ知ってショパンをちょっと見直した記憶があります。この話は美術展からの帰りに娘に聞かせました。
ちなみにここで記念撮影をとるわけですが、過日日曜日に旦那さんと行った長女は、長蛇の列に諦めてこの写真は撮らなかったそうです。