きょうは天気はいいですが寒くて、買い物に出て、手袋してないことに後悔しました。
毎日の日課の一つに西洋美術史の勉強があります。と言っても、一年間お願いしたウエブでの美術講座の先生から、毎朝送られてくる作品の解説を整理していくことと、月に一回配信の動画のセミナーを聞くことです。
で、びっくりだったのが、カラヴァッジョの「受胎告知」が当たり前のようにさらっと話題にされていて、、、、
この作品全く知りませんでした。聞いたこともなかった。で調べましたら、相当痛みがひどく修復をたびたび重ねていて、カラヴァッジョン本人のオリジナル部分は左側の天使のあたりだけらしいです。だから語られないのかもしれません。
実はわたくしがカラヴァッジョに惹かれた最初のきっかけは、2011年に行ったウィーン美術史美術館で、「ゴリアテの首を持つダビデ」を見たこと。
まだカラヴァッジョを知らなかったので、帰ってからどんな人か調べたくらい。
それから本を読んだり、美術史家のセミナーを受けたり、勉強してきてきましたし、実際、日本に来た美術展やイタリアの教会などで実物を見て、たくさんの作品を知ってきましたが、このウィーン美術史美術館のダビデが語られるのに遭遇したことがありません。
カラヴァッジョはそんなに作品が多いわけでもなく、だったら余計にどこかで触れられてもよさそうなのに、気になってました。
もしかしたら真贋かどうか研究の的になっている、みたいなことがあるのかもしれませんね。
この「受胎告知は」フランスのナンシー美術館にあるらしいです。
作品が少ないと言うところでは、フェルメールも人気がありますが実は特別好きでもありません。
ですがやはり作品数が少なく、すべての作品を見ることができるんじゃないかな?という夢が持てます。
実際に全てのフェルメールを見る、というコンセプトの旅行記を書いた方もいます。
でも、フェルメールはそれほど好きでもないからわたしの場合それはしないでしょうが、カラヴァッジョは好きだから、案外すべてではなくても相当数、重要な作品を一生のうちに見れるんじゃないかな、という夢というか課題は引き続き持てます。
イタリアはミラノから順に下ってナポリまで、ほぼ見てきました。マルタ島に重要な作品がありますからそれを見て、あとは結構日本に来た時に見てますし、欧州にはこの先もコロナが収まったら行きたいし、見尽くしたいですが、アメリカにあるのはどうかな?今後の限られた人生でアメリカにも行けるかな?
こんなこと調べながら、きょうも更けていきます。
Mちゃんは幼稚園の合格通知をいただいて、入園金も払ったそうで、これでめでたく引っ越してからの進路も整いました。
明日はさらに寒いそうです。行くところのないわたしはいいですが、仕事に朝から出かける家族には気を付けて欲しいです。