ミシン掛けの楽しさ

昨日は一日、妹の家に行って洋裁?をしました。

Mちゃんの入園は来月からでそれに備えてスクールバック?みたいなものを用意するのですが、まあMちゃんの最初の一歩ですから作ってあげたいな、と思いまして。

ところが我が家にミシンがありません。かなり高価な刺繡やらなにやらできる高機能のミシンを持っていたのですがいよいよダメになって、修理するほど当時使ってなかったから断捨離とばかりに処分してから久しいです。

子供が小さい頃は簡単な服や袋物など作りましたが、娘たちがお年頃になったら、着てくれるようなものを作るほどのテクニックはないですしね。

ですが季節は廻り、また孫たちに袋物やら簡単な服なら作ってあげられそうですからミシンは欲しいなと思ってました。

コロナのマスク作りが流行って、今ミシンは好景気です。

昨日は妹が出勤しないというので行ってきました。ミシンのほかに生地を広げて裁断したりするスペース、アイロン台も必須、糸くずは散らかるし、洋裁ってそれなりのスペースが必要ですが、妹はその点は了解していてすぐに取り掛かれるように準備をしておいてくれました。

近所のユザワヤで、ちょうど良い生地が売れきれていたので再入荷してもらい、糸やら、バイヤステープやら買って妹宅に着いたのはちょうどお昼くらい。

そこから始めて、夜の10時過ぎまでかかりました。時々コーヒーブレイクもありましたけどね。

袋物ですからあまり神経を使わずにフリーハンドでやってもいいとは思いますが、わたくしはミシンで縫う前に必ずしつけ糸で仮縫いします。

そのほうが綺麗に仕上がると思いますし、失敗もありません。

ボビンやら糸のかかり具合で時々不調になり、その都度妹に見てもらいましたが、わたくしの作業自体はしごく順調で、ほどき直したり、間違ったところを縫ってしまったり、、、といったロスはなく、ミシンに触ったのはかなり相当前のことですから、我ながらうまくできて自信になりましたし今後俄然やりたくなりました。

実はわたくしは手芸が大好きです。でもこういうことってほかのことが全くできなくなるので、手芸だけは食べることを忘れてできる唯一のことなのに封印してきたのもあります。

数年前にはまずは編み物から、と教室に通いましたが、三つの教室に行きましたけどどこも続きませんでした。

いい歳をしてこんなこと言いたくありませんが、先生がちょっと求めていた感じではありませんでした。わたくしは学びたい気持ち、教わりたい気持ちはいつもあるのですが、教室の方向性がかみ合わないこともありますよね。

洋裁は自分の家庭で着る普段着くらいは作りたいですから、実は昨年はある洋裁教室に体験に行くはずだったのですが、緊急事態宣言で中止になりそれっきり。

ところがそこより通いやすく、レッスン日や時間などもより希望にかなった教室を見つけて、近く行ってみようと思っています。

母はたいへん器用で、何でも作ってくれました。いまだに母の作ってくれたスカートなど着ていますが、ちっとも古臭くないし素敵です。

子供たちの普段着から発表会のドレスまで、、、何でも作ってくれて、その恩恵には長女が一番浴したかも。

昨日ミシンをかけながら、お母さんはきっと楽しかったんだね、、、好きなことをしてたんだね、、、と妹と話しました。

ずっと母と一緒にいた妹は、孫たちに作っているときは本当におかあさんは楽しそうだった、と申しておりますね。

あまりやりたいこと、好きなことが増えると時間が足りないし、、、そこが辛いところ。ずっと日課として真面目に続けていることなどもありますから、時間が欲しいですが、すべてはお遊びですからゆるゆるやりますよ。

Mちゃんのスクールバック、気に入ってもらえるかな?