話すとあやふやが露呈する知識

今朝もふと数えてしまいましたが、出産後一か月ほど我が家にベビーと来ていた長女が自宅に戻ってからまだやっと10日、、、一昨日は帰ってから初めての週末だったんですね。

何とかやっているようで、毎日アップされる、みてね、というアプリへの画像を見れば、なんとなく様子はわかります。

そんなわけでわたくしは、あっという間に日常に戻っています。実を言えば金曜日から二泊三日でMちゃんのお家に泊まって、ものすごく働きました。

Mちゃんのお部屋の片づけはわたしがするから、と予約しておいてそれにやっと手が付けられました。

段ボールは幾つも空にしましたし、どこに何があるかはMちゃんのお部屋に関しては把握してます。ここまでくれば軽く、、、Mちゃんのストーカー?

さて、そんなふうに、その時々にはここが永遠のように過ごしていても、自宅に戻ってきたらすぐにまた自分の生活に戻ります。この辺の順応性は、年とって感性が鈍ってきているからできることなんじゃないかな、と分析しています。

日常に戻るってどういうことかと言えば、わたくしの場合はまず食生活で、、、あまり食べたいものはないのですが結構粗食で、でも内容は気にしています。そして甘いものもコーヒーもなくていいけれど、嗜好品をひとつ、と言われればやっぱりワインですね。このあたりはわたくしの日常になってます。

ですがワインもアルコール度数を下げて、量も減らしました。昨年あたりはほぼ毎日でしたが、今年に入ってからは一日おき、、、週に四日くらい、、、

わたくしはワインと一緒にいろいろおつまみが食べたくて、何種類か揃えます。案外食べるほうばっかりで、このままワインはしまってもいいんだな、と思うこともありますが、まあなんだかんだ飲みますけどね、たいてい。

そして西洋美術史の勉強、これもわたくしの日常でして、自宅に戻れば相変わらず何かしら勉強します。

それには毎朝送られてくる一枚の絵画の存在が大きく、そこからきっかけで調べたりしていくとさらに興味は尽きないし、知識も増えてそれまとめていくのにどうやって行こうか、、、と思っています。

その整理の仕方に今は一番思案していますかね。

覚書としての勉強ブログもやりたいですが、なかなか、、、、思いだけで、、、

先週から日伊協会で、西洋美術史の松浦 弘明先生のセミナーをしばらく受けますが、なんと来月からはそれに加えて塚本 博先生の講座も受けます。

横浜市大のエクステンションですが、かなり前には数年レギュラーで通っていましたが、ある時ちょっと申し込みが遅れたら閉め切っていて、それからは入れなくなってしまいました。だいたいレギュラー受講者に優先に案内が来たりしますからね。

で先日、コロナで塚本先生の講座はどんなか検索したら、いきなりギリシャ神話、と目に飛び込んできて、、、

電話をしたところまだ入れます、とのこと。そしてテキストが指定されているので市大の生協で買って欲しいとのことで申し込んだら、先ほどポストに届いてました。

きのう銀行から振り込んだのに、もう届くなんて、、、さくさくやってくださって本当にありがたいわ。

市大のエクステンションは料金が安く、回数も五回、、、このくらいが本当に受講しやすいです。

そんなにたくさんの先生方のリアルな講座を知っているわけではないですが、塚本先生のお話は本当に面白いです。

楽しみ、、、あの頃から比べたらわたくしの西洋美術史への興味も知識も増していますから、なおさら先生のお話も入ってくるんじゃないかと思いますし、逆に質問事項なども出てくるかもしれません、その自分の成長具合を知るのも楽しみです。

「西洋古代美術とギリシャ神話」先生の書かれたテキストのタイトルですが、一般には発売していないようです。

このタイトル、ほんの一年前なら、いくら塚本先生でも興味なし、とスルーしていたと思います。

いつかやらなきゃいけない古代美術とギリシャ神話ですが、いよいよそこに踏み込んでいるわけですね。

西洋美術はキリスト教や異教の神話を知らないとより理解はできないものですが、描いた画家の方もそれを知っているから描けたわけで、そんなこともにも最近は思いが行き、たとえばカラヴァッジョは最後は人殺しまでして野垂れ死ぬならず者ですが、もちろん大天才でもあり、教養があったからこそ描いた作品の数々になおさらカラヴァッジョの魅力を感じます。

この人には聖職者の弟がいて、たしかミラノかローマにいるカラヴァッジョをその弟が訪ねて来た時に、彼はそんな人は知らない、と言って追い返したそうですが、、、そんな逸話も彼の決定した、覚悟した生きかたを感じます。徹底した人ですね。

テキスト、パラパラめくってみましたけど避けて来た古代美術、、、いつやるの?今でしょ、、、の心意気で頑張ります。