思いが募り手元が狂う?

さて、晴れの合間にお雛様を片付けましたが、ここのところ毎年飾っているから今年は3回目、、おちゃのこさいさい、で済むと踏んでいましたが、なんと途中で何度も迷いやり直したり過去最大に手間取ってしまいました。

年に一回のことなのに、ちゃんと収めるところに収まるお人形やお道具に、むしろ感心していたのですが今年は違います。片付ける前にも娘とお雛様の話などをLINEでいたしまして、昔子供ができても娘気分で親に甘えたい放題だったわたくしは、お人形に対してもひな祭りの賑やかし、のように捉えていたと思います。

ですが今これを娘たちに贈るとなるとそんな余裕は気持ち的にも経済的にもありません。 

わたしと妹が持っていたお雛様は棚に飾るコンパクトなものでした。わたくしの時代は都会の団地サイズ、と言いましょうか、みんなそんなものだったように思います。

ですがわたくしに長女が生まれたら母はやはり団地サイズとは言え、15人のお人形が並ぶ段飾りのお人形を贈ってくれました。

昨年11月に息子に長男が生まれて、また近く長女も出産します。あっちにもこっちにもとなったら大変。

だいたいはお嫁さんの里が贈るもののようですが、娘は毎年我が家にお雛様を子供に見せたい、と来てくれてちょっとそれらしいお祝い、と言いますかお寿司食べたりケーキ食べたりしてきましたが、自分の家にもコンパクトなのでいいから飾りたい、と言ってますし。

そりゃMちゃんの生活の拠点は自分の家、しかも今度は一戸建てのマイホームとなればお人形も飾り甲斐があるでしょうね。

そんなこといろいろ思っていたせいか、単にボケできたせいか、この度のお人形を仕舞う作業は本当にやり直しやら入るスペースのところに入らなかったりでちょっとショック。

一年はあっという間、また来年ひな祭りの頃には、家族の事情はどう変わっているか、お人形に何思うか、、、それどころではないか、、それを楽しみにして気持ちを次に向かわせます。