ドイツ名はフリードリヒ2世

ミラノで買ってきた自分へのお土産のひとつはiPodケース。

ずっと折に触れてさがしていたんですが、こういうところにはこだわる気持ちもあるので、妥協はしなかったのですが、これは見て、すぐに決めました。

うまく撮れてませんがとても色がいいです。

先だっての早稲田エクステンションでの、三森 のぞみ先生のイタリア史、一度面白いなと、思ったお話しを帰りの電車で書いたのですが、、、、

駅に着いてあとで、と保存しなかったのか消えてしまって。

まだ、このブログにも慣れてません。残念Che peccato!

神聖ローマ帝国皇帝のフェデリーコ2世ですけれども、お祖父さんは皇帝フェデリーコ1世で赤髭バラバ ロッサと言われた人です。

母上のコンスタンツァは彼を出産するときは40歳を超えていたそうで、当時としてはこれは破格に高齢です。

で、このお妃は広場にテントを張って貴族のご婦人方をはべらせて公開出産したそうです。嫡子だとの表明のためですね。

このお話を授業で先生がされた時にも思わず、唸ってしまいそして笑ってしまったのですが、わたしはこのことを前にどこかで読んでいて、それでこのフェデリーコ2世に興味を持っていたんだな、と思いました。

子供の将来の保障のためならなんだってする、というこの母上の思いと根性には感激です。

フェデリーコ2世は早く生まれ過ぎた、と言われるほどにすごい人だったと評価されたり、逆に奴隷だったらたいした値がつかないほどの不細工、と言われていたり評価が分かれる伝説の人ですが、

この出生にまつわるエピソードは誰にも叶わないはず、本当にすごいお話しと思います。

あまりにも大昔、1250年には亡くなっていて、有名な肖像画も写実的ではないしどんな風貌だったのかわからないのが残念です。

だいたいわたしは親に可愛がられた人には興味があり好意的です。親に可愛がられるのは偶然ではないはず。

わたしの周りで親に可愛がられた人、と言えば、それはやっぱはうちの子じゃないかな?

また写真を整理してますけど、昔の写真を見ても、、、、まあ、わたしは母親ですから、可愛がって当然としても、主人が本当に子供達を慈しんでくれてありがたいなと思います。

子供は何たって産んだわたしのものですし。サンキュー😍