海外のテレビドラマで過去に贔屓にして、見てきたものには「アリー マイ ラブ」や「セックス アンド ザ シティ」「デスパレートな妻たち」など。
新しいドラマが始まると期待して見てもすぐに見なくなってしまうことが多いですが、この「エレメンタリー ホームズ&ワトソンin NY」は欠かさずに見てきました。
ジョニー・リー・ミラーはあのアンジョリーナ・ジョリーと結婚していたこともあってイギリス人ですが、多分演技だけでなくご本人にもそういったところがおありと思いますが、破天荒な感じが独特で、ワトソン役のルーシー・リューは知的で小柄だから親近感もあり、実はファッションもありえないな、と思うものもありますが、彼女の場合、佇まいがなんともキリリとスッキリとしていて素敵だなと、目の保養にも。そして2人のコンビネーションが魅力です。
来月からWOWOWでシリーズの5が放送されるそうで、アメリカでは既にシリーズ6も撮影が始まるようです。
シャーロック・ホームズとジョーン・ワトソンが現代のニューヨークに舞い降りた的な1話完結の刑事もので必ず殺人事件ですが、じつはこのドラマ、彼らの住む陰気臭い古い家や警察署、他の共演者の雰囲気が好きで見るのですが、筋書きはほとんどわかりません。
一話完結ですから毎回、レギュラー以外は初めての人、被疑者に依頼人に参考人に、怪しいいろんな人がどっさり出てきて、その名前と関係を覚えるのが大変で、最後に謎解きみたいに誰かの口から説明はされるのですが、複雑で聞いてもわからない。
ところが、来月から始まる新シリーズに先駆け前回のシリーズを一挙再放送が始まって、先日から録画して見てますが、筋書きがどんどん吞み込めてちょっと嬉しい。
一番ひどいのは、首を絞められて殺された奥さんが、殺人者である医者の旦那に解剖学の標本のシャレコウベにされてしまい。標本になった骸骨を刺してこれが被害者だ、とか言います。
他にも手近にあったシャベルで心臓を突き刺すとか、前には酸で遺体を溶かして消してしまうというのもありましたし、だいたいがそんな具合で、謎解きというより、政治がらみで犯人を追ってきても最後に、実は浮気していてその嫉妬だった、とか、とにかく筋書きなんてなんとでもなるんだな?といった作り。
ですからわたしの鑑賞の仕方はこのドラマに関しては間違ってないようにも。その場その場の雰囲気を楽しむドラマ?
ですが今回は、過去に見たことがあるにしても筋書きがわかるので得した気分です。また来月からの1つ楽しみができました。