ご先祖が引き合わせた家?

お盆ですね、檀家となっているお寺のご住職にはお盆には毎年 我が家に来ていただいています。子供の頃から親がやっていることでした。

それが済むとホッとします。ちょっと大掃除もできて気持ちもいいですし。

そう言えば、昨年のお盆の頃に、今住んでいるマンションに出会ったんでした。

その日は、九月の頭に娘が披露宴で、主人が着るモーニングの衣装合わせに白金台の結婚式場に行き、主人は帰宅しましたが、わたしは前日に電話をいただいた不動産業者から是非見て欲しい物件があるとのご案内で、面倒くさいが半分、見てみたい好奇心が半分で、駅で待ち合わせまして、車に乗ったと思ったら、着きました、と言われまずその近さが気に入りました。

建物はそこそこ古いですが、紹介された部屋は綺麗にリノベーションされていて、日当たりも広さも、設備の新しさも気に入り、目が覚めました。

家まで送ってもらって、是非ご主人にも見て欲しい、いつでもご案内しますと言われましたが、大根買うのとは訳がちがいますし、お盆の暑い最中の気怠い昼下がりに、主人にどう話そう、、、、、、

帰宅すると一足先に帰っていた主人は、いやにご機嫌で。で思い切って、物件はとても気に入った、と伝えると今から行ってもいい、と言うじゃないですか。

もちろん主人も気に入り、そこからはトントン話しが進み、終活も含めた思い切った断捨離もして、10月には身軽になって引っ越したのでした。

お盆に出会った家だったんですね。今気付きました。ここにずっとは住まないにしても、ずっと手放さない、わたくしどものために働いてくれる家と感じています。

そして昨年のその日は、午前中に主人の衣装合わせしたあと、式場の送迎バスで品川まで来て、昼ごはん食べようかとなって、思い立って三田に住む娘に連絡すると、銀座だかに買い物に出たが、移動中なので15分で行けるとの、タイミング良い返事。

主人と娘と3人のランチもした、その同じ日、その後の新居との出会いだったんですね。盛りだくさんな日だったと思います。

この度はお盆に見えたお客様もいい家だ、と言ってくださり嬉しいかな?