
カズオ イシグロ氏の「わたしたちが孤児だったころ」読みました。最近は読書も集中力低下で途中で読むのを放り出してしまった本がとても多いですが、皆さんおっしゃるようにとても読みやすく、朝は続きを読むのが楽しみで起床しました。
両親が行方不明になったので、探すために探偵になる、と子供の頃から主人公は思いつめています。この感覚はわたしにはよくわかります。
一口で言うとイシグロ氏は信用のできる方だと思いました。1つ、年老いた主人公が年齢の割りに年寄りっぽく描かれていて、そこはちょっと違うかなと感じました。自分の生きてない時代や、場所、戦争など、それを書くのは並大抵のことではないですしね。二冊目も読みたいと本屋に行ったら、全て売り切れで、再入荷時に連絡いただくように予約しました。
時々泣けましたが、最後は本当に泣きます。「わたしたち」って、どいう意味かわからなかったのですが、最後に納得しました。
どんな苦労の中でも、小さい頃に親をなくす苦労ほど辛いことはないと思ってきました。せめても親御さんのない友達には意地悪しないように接してきました。不思議ないいお話ですから敢えて何にも申しませんので、お読みください。娘に貸す約束はしました。
画像はミラノのお屋敷の図書室。