先だって盲目のピアニスト、辻井 伸行さんの母上が、彼の子供さんの頃からのエピソードをお話しされてまして、、
辻井氏にいつも感心するのはその、天才的な力量も当然のことながら、あののびのびと物怖じしない振る舞いで、目立つことも喝采を浴びることも大好き、と悪びれずにおっしゃって、、
本当に豊かに愛情をたっぷりと受けてすくすくと育ってらしたんだな、と思います。
そしてさらにびっくりしたのは、20歳になった時に、彼は母上に、もう大丈夫だからついてこなくていいよ、と宣言されたとのこと。
これを聞いて彼は人としても並の人ではないんだな、と感心しました。
それを、わかったと受け入れられたご両親も立派です。
わたしも子どもの育児のテーマは自立。依存しているより自立している方が大変だけれど楽しいはずだし。
その楽しさを知ってたほうがお得だと思いますしね。
辻井 伸行さんも29歳だそうで、もう立派な青年ですね。このかたの演奏会も一度行かないと。
あとは、「旅するイタリア語」の放送で、その可愛らしさに魅了された古澤 巖さんの演奏会にも。