最上級の焦燥

今日で横田めぐみさんが拉致されて42年だそうです。わたしが二十を過ぎたころで、ある日、新潟で拉致事件があったと初めて聞いた時の衝撃はいまだに鮮明です。

拉致?この時代に戦争やスパイや、そんなそんなことでなく、海岸でデートしていたカップルや下校中の中学生が被害にあうなんて、、、、拉致

それからは、この事件は折に触れて報道されていれば気にして見て来ました。

父上の茂さんは最近体調もよろしくないのか、お見掛けしなくなりました。

めぐみさんには双子の弟さんがいらっしゃいますが、わたしは10年以上前に東京の某所、大きな街ですが、そこのとあるビルでエレベーターを待っているときに、オフィスから出てこられたような感じのその弟さんをお見掛けしたことがあります。

思わず横田さん、と声を出して頭を下げたものでした。多分その時はそこにお勤めだったように思います。ワイシャツの袖をたくし上げていかにもお忙しそうな感じでした。

めぐみさんの報道でいつも思いますのはそのお写真の多さです。お帽子かぶっていたり、ご兄弟で遊んでいたり、着物を着ていらっしゃる写真もこれだけではありません。

ご両親にどれだけ可愛がられて、手をかけて育てられたか。それはすごくわかります。

よりによってなぜめぐみさんが?と思わずにはいられません。家出して親に連絡もしてこないで、そのまんま一生音信不通の子供もいるのに。

15年くらい前になるでしょうか、小泉首相が早朝羽田から拉致被害者を迎えに行って、五名の方と帰ってきたときは小泉さんすごいな、と思いましたね。

親にとってこどもの行方が分からないって一番の苦しみだと思います。北朝鮮に拉致されたなんて、トランプさんに期待した時もありましたけれど、何とかなりませんかね。何とかしてほしいです。