久々のオートクチュール?

念願のオーダージャケットです。

ここのところ夏場になると着ていた、赤と白のギンガムチェックのジャケットがいよいよ焼けてよれよれになってきて、着たくなくなりました。

だいたいわたしは気に入った服を何年も着ます。母が元気だったころは、ずっと母が作ってくれた服やニットを着てましたし、未だに着てますから30年くらいは普通です。

ですがその赤いジャケットは半額で7000円で買った化繊。化繊は悪くないですが、体に合わないし、化繊だからへんなしわがついたらとれません。

着るだけで雰囲気が出るのでお気に入りでしたが、2016年の夏のフィレンツェ旅行で散々着て、昨年は6月に一回着ただけ、その前の孫娘が生まれた年はそろそろ着れない、と思いながらその子が生まれた日も着てました。

ジャケットはやはり既製服はあっちこっちにしわが入り、着心地が悪くうんざりしていて、近頃は新たに既製服を買う気持ちになりませんでした。

で、やっと今年に入り、前から一度お願いしたいと思っていた仕立て屋さんにそれに代わる、普段から着る春夏もののジャケットを仕立てていただき、出来上がりました。

袖に黒いタグが付いてますが、使った生地はちょっといいものなのでその会社のしるしです。

着る時には外すから、わざわざ縫い付けるのも面倒なことですが、いい生地を使ったんですから悪い気持ちはしません。

ずっと壁にかけて何度も見て、この選択は間違ってなかったか、自分なりに反芻しておりますが、だんだん好きになってきました。

最初は仕立ててくださる方と、依頼主は手探りですが、その方もわたしもおしゃべり好きで、いろいろ話したので、初めてとは言え、理解して仕立ててくださったと思います。

半額バーゲンで7000円、というわけにはいかないお値段ですが、だからといって手が出せない価格でもなく、それは仕立てさんがご自分で提示されたご自身の評価の金額ですね。

母は専門家ではなかったですが、何をやっても熱心で誠実な仕事ぶりで、上手にやる人でしたから、未だに母が作ってくれたり編んでくれ物以上に気持ちよく着れる服はありません。

ちなみに主人が冬場になると何年も、いつもいつも着ている赤と黒のチェックのシャツは母が主人に作ってくれたものです。

三つ目ですかね、新婚の頃から二枚着つぶして、今のシャツは三枚目、もう母はいないから最後のシャツ。

一度襟がボロボロになったので、お直しに出したら蘇って、まだしばらく着れそうです。

壁につるして眺めているジャケット、ベビロテしていつまで着れるでしょうか?