ぼくとアールと彼女のさよなら

WOWOWで、ファスティング中に観ました。高校生が主人公のコメディということですが、テンポよく面白くたしかにコメデイですが、彼女が亡くなるところでは泣けました。

ファスティングして来て感覚が研ぎ澄まされるとのことなので、余計感動したようにも思いますが、淡々と進む中突然泣けてこれはとてもいい映画だな、と思います。

題名がなかなか覚えられず、意味もよくわからなかったのですが、今わかりました。ぼくとアールという男友達と死んで行く彼女の三人でさよなら、ってことなんですね。

ぼくとアールは幼友だちで、高校も同じ、ずっと二人で映画を作ってきて、だいたいが過去の映画のパロディで、本人達は駄作ばかりと自嘲していて、それは監督の日頃の姿勢なんだなと思います。

パロられてる作品は分かるものもわからないものもあり、それも面白い。わからなかったとしても筋には問題ないですが、、、

学校の先生を含め出てくる大人が皆いい人。こんな風ならアメリカ悪くないな、と思えます。

若い人にとって身近な人の死は深刻で、ショックなもの。

わたしが人の死を意識したのは小学校の時、学校から帰ると、同じ社宅のKさんのおばちゃん亡くなったよ、と母に聞かされて。

まだ30代じゃなかったかと。ご主人はポマードで撫で付けた髪も黒々、子供心に女性にモテそうでなんとなく信用ならん感じが。

亡くなった奥さんの方は背が高く猫背で顔色も悪く、こうなってみれば体が弱かったのかなと思えました。

近所で知っていた人の死はショックでした。

この映画のぼくは結局一年浪人することになるんじゃないかな、彼にとってはそのくらい重いことなんですが、でも彼女だったわけではなく、本当に可愛らしい恋愛未満の友情でそこが素敵。

おとぎ話のようでもありますが、わたしは久々に映画に感動しました。