ナポリ、サンタルチアの人の寛容さ

ナポリの卵城です。無料で上のテラスまで入れますので朝一番に行って、空飛ぶカモメなんかを間近に見てきました。

いかにも堅牢で、なにを言われても聞く耳持たない人を思い出してしまいます。それはやはりナポリのヌォーボ城でも同じ。

こんな硬そうなお城。攻めろと言われても痛そう😰

お城に行った後はその並びのサンタ ルチアの海岸線を歩きました。

ナポリはゴミが酷いですが、朝早くから仕事をしている人はまさにこのゴミ関係者でした。

ここでもトレド通りでも、宿泊していたキアイア通りでも朝早くからごみ収集のお仕事に余念はなく。

それがとても効率よくイタリア人的な仕組みだなって思ってお仕事ぶりを見てしまうのですが、、

1人が大きな箒でゴミを寄せ集めてきて、収集車の前輪の前でくるくる回っているブラシに吸い込ませるわけですね。

車に乗っているのは若い衆、箒でさらうのは年配の人、みたいなペアかな?

確かに車が行った後と前ではゴミがあるとないで大違い。

あちこちにある、ゴミ箱はあふれんばかりで周りにもゴミが散乱していてとうなってるのかな?と思ってましたが、次の日の朝にこの光景を見て、それ以上にゴミが捨てられるんだな、と納得しました。

イタリア人は本当は清潔好きなんです。そう聞きますし思いますし。

町歩きしていてお店を覗くと、用がなくても入って行きたいような、我がお城と言った感じのキラキラした感じが軒並みで普通ですし、、ショーウィンドーなんかもピカピカですし。

もちろんお店の前も大事な顔ですからゴミなんか落ちてないですし。

ところが自分の店でなく、隣の店でもない、みたいなところは本当に汚いです。

ゴミが出すぎているようにも思いますね。日本人なら持ち帰るものも捨てているような。

箒でゴミを寄せ集められている姿にはイタリア人の寛容さをものすごく感じます。

約束の場所に置いてあるものを持っていってくれるのが日本の場合ですしね。

この写真もそうですが、今回の旅行は晴天はなかったように思います。だいたい曇りか、雨も問題ない程度に結構降りましたし。

でも、この晴天でない感じも思い出に華を添えてくれてます。暑かったらゴミのこと我慢ならなかったかも💢