
イタリア中世に海運国家として大いに栄えたピサは、中央駅を降りてまっすぐピサの斜塔の広場まで一直線です。

途中アルノ川を超えてどんどん行きます。海運国家としての栄えた四つの都市、ベネチア、ジェノバ、アマルフィ、そしてピサ。港街であるはずなのに、今はその気配はありません。
今日の早稲田エクステンションでの三森 のぞみ先生のイタリア史講座はフィレンツェの周辺都市としてピサのことも。アルノ川下流ゆえ川幅も広くなだらかで、長い間に土砂で埋もれて地形も変わり、港街というより河口の街といった趣ですとおっしゃられて、わたしが昨年ピサを訪れた時の印象そのもののお話で、ものすごく響きました。
ピサが栄えたのは早すぎて、フィレンツェが台頭してきた時には衰退の方向で、フィレンツェに吸収されるので、栄えていた面影が薄れていてもしかたがないですね。

そろそろ斜塔や大聖堂のドームが彼方に見えて来ました。街の建物や道路はのびのびしていて全体に静かですが、お金持ちの別荘地のような印象で、葉山や逗子を連想しながら歩いたものですが、海は見えなくても潮の香りがしなくても、そこはやっぱり海洋国家としてのピサだったから?


斜塔に登るには確か20日くらい前から予約しないといけないし、先のことはわからないと予約しませんでした。当日チケットも相当待つとのことで、次回にと諦めました。
大聖堂の前面ファサードはロマネスク様式として美しく、ジェノバはゴシック様式、フィレンツェはゴシックからルネサンス様式と、その都市の司教座聖堂の様式を見るだけでも栄えた時代がわかります。
ピサのこの広場には洗礼堂とお墓、霊ちょうもありますが、なんとも言えない広々と美しいところでした。

またひたすら来た道を辿ってアルノ川を渡って帰りました。
お土産やさんや観光客相手のお店がそんなあるわけでもなく、なんとなく品位を感じるところでした。
またイタリアに行きたいです✈️😍