里帰りはどこへ?

ネットである方のコラムを読んでいたらなるほどと、納得したお話しです。

その方は40歳を過ぎたところ、既婚で小さなお子さんがいらっしゃるそうです。

ご自分が小学生の頃にご両親が離婚されて、生まれてからその時まで住んでいた横浜の家を離れて埼玉に住んだこともあったそうですが、その家からも異動していて、例え今親が住んでいる家でも、自分はそこで暮らしたことがないので、盆暮れにも行く気持ちになかなかならない、とのことです。

それにひきかえ、子供の頃から毎年行っていたおばあちゃんの家はずっと変わらないので懐かしく馴染みもあるので、遠くてもおばあちゃんの家なら行きたい、と思うそうです。

我が家は離婚はしてないですが、引越しが多く、3人の子供にとってどの時暮らしたどの家が一番思い出があり馴染んだかは、それぞれじゃないかなって思います。

2歳にもなってないのにポーズとってる

この家は社宅を出て一番最初に買った家。下2人の子供はここで生まれましたが、末っ子が三歳になる少し前に大阪に転勤したから、この家を覚えているのは上2人ぐらいかな?

今現在も、娘たちも我が家の最寄り駅まで来て、デパートで買い物して、どこかのお店でお茶して帰るってことが多いですが、昨年10月に越して来た我が家は、近くまで来ても自分たちは暮らしたことがないし、もう自分の部屋もないし、そういう意味では来なくても済んでしまうでしょうね。

ですが長女は度々泊まりに来てくれるし、引越しの時はお祝いも包んでくれました。写真もこの子のものが一番多いですが、一番上ってそんなものですしね。

実家って心の拠り所でもありますし、わたしは実家に行くと癒されました。今は妹が綺麗にリノベーションして、実家の面影はなくすっかり妹の家。

親は子供が自立して心配ないってとこで亡くなる、と聞いたことがあります。親御さんがまだ元気でいらっしゃるひとが羨ましいですが、両親は逝ってしまったけれど、わたしは自立したんだとその言葉を思い出して自分を慰めています。

まあ、家という入れ物も意味はあるんでしょうが、うちは外で会ってもお互いに癒される関係でありたいな、と思います。

家族からの癒しがなければ生きて行くことはあまりにも厳しいですからね。