きょうはまた暖かく、こう気候の変動が激しいのも体調に影響しそうです。
ここのところ惣領 冬実さんの「チェーザレ 破壊の創造者」を読んでいます。毎日西洋美術史の勉強は10分でも進めていて、いろいろ見ているうちに、この本は読んでみたいな、と思いましてアマゾンで取り寄せました。
中古本で1から11まで、最新の12は最近発売の新刊です。
歴史に忠実に考証に余念がないそうで、次回13が出るのは数年後になるとか。
その割に読むほうはあっという間で、一晩で一冊と決めて4まで来ました。
いわゆる漫画です。絵が素敵で読みやすいですが、語り部ともいえるアンジェロという青年がすでに架空の人物だそうで、歴史に忠実と言いながら、これは実際にあったことなのか、、などと気にしながら読んでいてこれをすべて読み終わったら、
最初少し読みだしたのですが、どうしても読み進められないでおいてある、塩野 七海さんの「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」に再挑戦してみようと思っています。
塩野 七海さんの本はどうしても読めません。何冊かは面白くあっという間に読んだのですが、読めない本のほうが多く、残念です。
イタリア史、西洋史を勉強するには塩野さんの本は有効なはず。
この漫画で、有名人でありながら、31歳という若さで亡くなって、何をやろうとして何ができなかったのか、わかりにくかったチェーザレ・ボルジが少しは理解できて、できたら好きになれたらいいな、と思います。
この人の肖像画と言われている絵が残っていますが、イケメンとはいいがたく、秀才のようにも神童のようにも、偉大な人にも見えず、貧相な人、という印象です。それであまり興味が持てず、ついでに好意も持てないできました。
ですが惣領さんの絵は、並大抵の人ではなかったらしいチェーザレがなかなか素敵で、サクサクと読み進めており、長女にはその後貸してあげる約束をしています。
ところで、わたしは老眼のほうは案外大丈夫なんですが、この本を夜読むとつらいです。
漫画って字の大きさが定まってないですね。こんなことから自分の老眼を自覚してます。つらい時は近眼として付けているコンタクトレンズを外して読めば、問題ありません。
まだもう少し老眼鏡に抵抗していきます。